1:40 PM - 2:00 PM
[1K0101-07-03] Field Trial to Inject CO2 microbubble and Blast Furnace Slag into Goaf in Abandoned Underground Coal Mine
Chairperson : Takuma Murakami (Northern Advancement Center for Science & Technology )
Keywords:CCS, CO2 microbubble, Physical logging, Goaf, Mikasa city
石炭の採掘跡(払跡)は石炭採掘の影響でき裂が多数存在し,全体として空隙率の大きな領域が形成されている。そのような払跡は,CO2地下貯留ポテンシャルが大きく,例えばCO2マイクロバブル水等を注入すれば、大量のCO2地下貯留が可能になると考えられる。また,高炉スラグを同時に注入することで,CO2の鉱物化によるCO2の地下固定化のみならず,高炉スラグの硬化に伴う払跡の安定化への寄与も期待される。本実験では,地下400 m程度の払跡を対象としてボーリングを掘削し,払跡にCO2マイクロバブル水および高炉スラグスラリーの注入を行った。また,実験前後においてインジェクションテストを実施し,払跡の透水性を評価した。その結果,実験終了後2ヶ月経過後の払跡の透水係数は大きく低下しており,高炉スラグスラリーの充填による払跡の充填の効果が確認された。
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