9:00 AM - 9:20 AM
[1K0401-08-01] The effort to improve the current efficiency at Toyo smelter & refinery
Chairperson : Yu-ki Taninouchi (Kyushu University)
Keywords:copper electrorefining, current efficiency
住友金属鉱山株式会社東予工場では、電解工程の電流効率改善に関する取り組みを長年続けてきた。電流効率が低下する主要因は電極間のショートであり、ショートの増加は製品外観の悪化も招くためショート抑制は重要課題である。ショート抑制に向けて、近年では現場の経験と勘を頼りに調整されてきた操業パラメーターを標準化(数値化)する取り組みに力を入れている。本稿では、その一例として種板法における種板厚みを活用したカソード矯正設備の自動制御の導入を紹介する。また、二次原料の多様化に伴い電解液中の不純物濃度も変化している。不純物は電解工程においてアノード不働態化の原因となることが分かっており、局所的な電流密度の上昇を招く。本稿の2つ目のトピックスとして、アノード不働態化抑制とカソード近傍での銅イオンの拡散を目的とした電解液成分濃度の管理方法を紹介する。
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