MMIJ Annual Meeting 2023

Presentation information (2023/02/03 Ver.)

General Session

(General session) Environment

Mon. Mar 13, 2023 2:50 PM - 5:00 PM Room-4 (Fl.2.,Build. 6. 622)

Chairperson : Kazuki Sugawara (TheUniversityofKitakyushu), Naoko Okibe (Kyushu University)

4:40 PM - 5:00 PM

[1K0414-19-06] Evaluation of growable pH and tolerance to toxic elements for application of fast-growing paulownia as a revegetation tree at a former mine site.

○Kazuki Sugawara1, Wataru Tanaka2, Shigeru Kato2, Seiichi Suzuki2 (1. The University of Kitakyushu, 2. Seikei University)

Chairperson : Naoko Okibe (Kyushu University)

Keywords:abandoned mines, revegetation, afforestation, heavy metals

鉱山跡地の緑化は景観保護のみならず、風雨による土砂崩れの防止や坑廃水量の減少にも寄与すると考えられるものの、土壌pHや土壌中の有害元素の影響で一般的な植林樹種の活用が難しく、さらに樹木が成木になるまで数十年の歳月が必要になることが課題である。本研究では鉱山跡地の緑化を加速させるため、生長が早く10年未満の時間で成木となる早生桐の鉱山跡地への緑化樹の適用を念頭に、その生長可能pH範囲およびヒ素およびカドミウムへの耐性を水耕栽培試験にて評価した。早生桐は比較的低pHである4.5付近でも明瞭な生育阻害は確認されなかった。また、ヒ素やカドミウム存在下においては双方共に1 ppmでは根の発育不良が確認されたものの、100 ppb以下の条件では生育阻害は確認されなかった。以上より、早生桐は休廃止鉱山で良くみられる酸性土壌への適応性が確認され、ヒ素やカドミウムといった有害元素にもある程度耐性を持つことが示された。

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