一般社団法人資源・素材学会 2023年度 春季大会

講演情報(2023年2月3日付 確定版)

一般講演

【一般講演】 岩盤工学/資源開発技術

2023年3月14日(火) 09:20 〜 12:00 第1会場 (6号館 1階 614)

司会:三ケ田 均(京都大学),濵中 晃弘(九州大学)

09:20 〜 09:40

[2K0101-07-01] (学生発表:修士課程) 混合層カバーシステムにおける廃石混合割合の酸性坑廃水抑制効果に関する検討

○鳥越 崇史1、濵中 晃弘1、笹岡 孝司1、島田 英樹1、松本 親樹2 (1. 九州大学、2. 産業技術総合研究所)

司会:三ケ田 均(京都大学)

キーワード:酸性坑廃水、ヒ素、金鉱山、廃石

酸性坑廃水(Acid Mine Drainage;以下AMD)問題とは,黄鉄鉱等の硫化鉱物を含有する鉱山の廃石場(Dumping Site)内の廃滓やズリの一部が空気によって酸化され,地表から浸透してきた地下水によって高濃度の金属イオンが溶出し,河川や周辺環境に影響を与える世界的にも認識されている重大な環境問題である。
AMD抑制工法としては,粘土やNon Acid Forming(NAF)廃石をカバー材として用いてPotentially Acid Forming(PAF)廃石を被覆することで,水と酸素が廃石と接触することを防ぐ覆土工法が挙げられる。しかしながら、覆土材として酸性水を中和する能力のある廃石が不足することが問題視されている。
そこで本研究では,酸性水を中和する能力のある廃石を,酸性水を発生する廃石と混合する混合カバーシステムに着目し,廃石混合割合のAMD抑制効果への影響について検討するためにKinetic NAG試験による室内カラム通水試験を実施し行うことにより種々検討を行った。

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