一般社団法人資源・素材学会 2023年度 春季大会

講演情報(2023年2月3日付 確定版)

一般講演

【一般講演】 岩盤工学/資源開発技術

2023年3月14日(火) 09:20 〜 12:00 第1会場 (6号館 1階 614)

司会:三ケ田 均(京都大学),濵中 晃弘(九州大学)

10:40 〜 11:00

[2K0101-07-04] (学生発表:修士課程) 実測値と数値計算による浅層地盤の地盤内応力の推定値差異の研究

○中川 将吾1、三ケ田 均1、武川 順一1、青柳 将司2、田中 直斗2、市川 浩樹2、足立 純也2 (1. 京都大学、2. 株式会社タダノ)

司会:濵中 晃弘(九州大学)

キーワード:個別要素法、浅層地盤、支持力、平板載荷試験、内部応力

重機を用いる際に地盤に局所荷重がかかることにより,地盤の変形や沈下,さらに変形によって生じる重機の転倒事故が発生し問題となっている。地盤の変形や沈下を防ぐためには地盤の安定性が重要であり,地盤中のどのような物性値が安定性に大きな影響を及ぼしているかを特定することが安定性の向上に寄与する。このような地盤の大変形や不連続的な破壊を再現するための数値解析手法として三次元個別要素法(Distinct Element Method :DEM)が広く用いられており,様々な粒子間相互作用のモデルが提案されている。しかし,実現場での載荷試験結果と三次元DEM 解析の結果を詳細に調べた研究はほとんど無いのが現状であり,DEM の微視的パラメータにどのようなモデルを用いれば巨視的な応答としての地盤の変形挙動を再現することができるのかは明らかとなっていない。そこで本研究では,地表面載荷により生じる地盤内応力についてDEM による数値解析を実施した。得られた数値実験結果を実現場における平板載荷試験の結果や,弾性体における内部応力の理論解を比較することで地盤の変形・沈下挙動を調べる際に最適なモデルについての検討を行った。

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