MMIJ Annual Meeting 2023

Presentation information (2023/02/03 Ver.)

General Session

(General session) Rock Engineering / Mining technologies

Wed. Mar 15, 2023 9:20 AM - 12:00 PM Room-1 (Fl.1.,Build. 6. 614)

Chairperson : Takashi Sasaoka (Kyushu University), Hashiba Kimihiro (The University of Tokyo)

11:00 AM - 11:20 AM

[3K0101-07-05] [Student presentation: Bachelor’s course] Observation of topographic changes caused by groundwater pumping using time-series synthetic aperture radar data analysis

○Ryusei Yoshinaga1, Hisatoshi Toriya1, Ashraf Dewan2, Hajime Ikeda1, Youhei kawamura3, tsuyoshi Adachi1 (1. Akita University, 2. Curtin University, 3. Hokkaido University)

Chairperson : Hashiba Kimihiro (The University of Tokyo)

Keywords:Synthetic Aperture Radar, Automatic Interference Time Series Analysis System, land subsidence, topographic change, groundwater pumping

近年、都市開発に伴って、バングラデシュの首都ダッカでは平均で年間約14 mm の地盤沈下が発生する。このような地盤沈下の主な原因の一つが地下水のくみ上げであるが、地盤沈下と地下水くみ上げの関係性についてメカニズムが十分に解明されていないため経験則的見解とされている。また、従来の観測手法は地上観測施設や観測者が必要であった。したがって時間やコストがかかるため広範囲を計測することは難しい。そこで、InSAR (Interferometry Synthetic Aperture Rader) を利用することで、計測時間の削減と低コストな観測が求められている。InSARとは、ある特定地域について2時期の合成開口レーダ (SAR: Synthetic Aperture Rader) 画像を干渉処理して、地表面の変位を算出するものである。本研究ではバングラデシュの首都ダッカを対象として、InSARを利用した地下水くみ上げによる地形変動の観測を目的する。InSARデータ解析には、自動干渉時系列解析システムを利用し、地表面変位速度の推定を行った。また、最後にInSARの解析結果と地下水位データを比較し、関係性について検討を行った。比較・検討の結果、地形変動と地下水くみ上げに相関が見られてた。この関係性の把握は、リスク管理の指標の一つとして利用可能である。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password