13:30 〜 13:55
[3K0409-13-02] MF(Mitsui half shaft blast Furnace)プロセスでの低濃度PCB処理について
司会:宇田 哲也(京都大学)
キーワード:リサイクル、低濃度PCB、廃棄物処理、亜鉛製錬、MF炉
1913年、三池製錬は神岡鉱業付属製錬所として石炭資源が豊富な三池地区に創業した。1965年には独自技術で半熔融炉であるMF(Mitsui half shaft blast Furnace)プロセスを設置、蒸留炉の鉱滓に含まれる亜鉛の回収・再利用を開始した。1986年には亜鉛鉱石の処理を停止、MFプロセスで電炉ダストを主とする各種産業廃棄物の無害化およびその中に含まれる亜鉛等の有価金属および重金属を回収・無害化するリサイクル製錬に事業転換し、亜鉛製錬の中間原料である粗酸化亜鉛を三井金属グループの亜鉛製錬拠点に供給している。
その後2002年から溶融飛灰の処理を開始、2015年には低濃度PCB(濃度0.5%以下のポリ塩化ビフェニル)の無害化処理許認可を取得、2027年に処理期限を迎える低濃度PCB含有物の処理に貢献している。
この様に三池製錬では世の中の廃棄物処理・資源循環ニーズに応えるべくMFプロセスで様々な廃棄物の無害化・資源回収を進めており、本講演ではMFプロセスの概要と低濃度PCB処理について紹介する。
その後2002年から溶融飛灰の処理を開始、2015年には低濃度PCB(濃度0.5%以下のポリ塩化ビフェニル)の無害化処理許認可を取得、2027年に処理期限を迎える低濃度PCB含有物の処理に貢献している。
この様に三池製錬では世の中の廃棄物処理・資源循環ニーズに応えるべくMFプロセスで様々な廃棄物の無害化・資源回収を進めており、本講演ではMFプロセスの概要と低濃度PCB処理について紹介する。
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