MMIJ Annual Meeting 2025

Presentation information (2025/02/05 Ver.)

General Session

(General session) Rock Engineering / Mining and underground construction machineries

Thu. Mar 13, 2025 9:00 AM - 11:55 AM Room-1 (Fl.3.,Build. 6. 631)

Chairperson: 武川 順一(京都大学)、濵中 晃弘(九州大学)

(Presentation: 15 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 20 minutes per presentation)

10:35 AM - 10:55 AM

[2K0101-08-05] Impact penetration test of a button tip for rock drilling with a single-impact apparatus

○Gensho Tamayose1[Student presentation: Master’s course], Kimihiro Hashiba1, Masaki Hatakeyama1, Yusuke Iwazaki2, Toshio Matsuda2, Katsunori Fukui1 (1. University of Tokyo, 2. Furukawa Rock Drill Co., Ltd.)

Chairperson: 濵中 晃弘(九州大学)

Keywords:Rock drill, Button tip, Stress wave, Impact, Penetration test

さく岩機は発破工法において爆薬を装填する孔を岩盤に穿つための装置であり、トンネル掘削や鉱山開発などで利用されている。さく岩機による穿孔では、ピストンがロッドを打撃することにより応力波が発生し、それがロッド中を伝播していきビットに到達し岩盤を破砕する。そのうち、ビットの岩盤への貫入特性に関する研究は、さく岩機の挙動を検討する際に必要な基礎データを得るために重要である。過去の研究では、ボタンチップの貫入特性を調べるため、できるだけ簡便で再現性の良い衝撃貫入試験方法を開発したが、手持ち式ハンマでロッドを打撃していたため、打撃エネルギーが小さかった。本研究では、油圧式の単発打撃装置を製作し、これまでの手持ち式ハンマでの打撃試験を大きく超える打撃エネルギーでの、より再現性の高い衝撃貫入試験を行った。試験では打撃エネルギー、チップ径、岩石の種類を変え、各試験での応力波の挙動や貫入量の比較検討を行った。その結果、より実際の穿孔条件に近い状態でのボタンチップの貫入挙動を把握することが可能となり、さく岩機の性能向上に向けた有益な知見が得られた。

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