一般社団法人資源・素材学会 2025年度 春季大会

講演情報(2025年2月5日付 確定版)

一般講演

【一般講演】環境  [3/14(金) AM  第4会場]

2025年3月14日(金) 09:25 〜 12:00 第4会場(6号館 3階 636)

司会:淵田 茂司(東京海洋大学)、晴山 渉(岩手大学)

●環境:資源・素材プロセスの過程で排出される環境負荷物質の不動化技術,浄化材料,化学再生,モデリング,リスク評価および資源・素材プロセス技術を適用した環境保全に関する学術的議論を行う。

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件)>

11:20 〜 11:40

[3K0401-07-06] 吸水ポリマーを用いたセシウム保持の基礎的検討(その2)

桧垣 正吾1、○大石 徹2 (1. 東京大学、2. 日鉄セメント)

司会:晴山 渉(岩手大学)

キーワード:廃棄物処理、減容化

福島第一原子力発電所事故では多量の放射性セシウムが飛散した。除染で出た廃棄物は、焼却によって減容処理される。その際に、セシウムの沸点が671℃と金属元素の中で比較的低いという化学的特性から、飛灰に高濃度に集積する。その飛灰を洗浄処理することで更なる減容が期待できる。その際にセシウムを選択的に吸着できる高吸水性ポリマー(SAP)を用いることによってより安全な処理が出来る可能性がある。本研究では、飛灰存在下でのSAPの選択的なCs保持能力について調べた。

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