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[P101C] 水酸化アルカリを添加した食品廃棄物のマイクロ波加熱処理による再資源化
キーワード:食品廃棄物、再資源化、マイクロ波加熱、水酸化アルカリ
一般廃棄物の中で食品廃棄物は最も多く排出されており、一部は飼料化、肥料・堆肥化、メタン発酵などにより再資源化されているが、約87 %が焼却処分されている。しかしながら、水分を多く含むため、エネルギー負荷が大きい。本研究では、水分を活用した加熱が可能なマイクロ波加熱処理による食品廃棄物の再資源化を試みた。食品廃棄物を所定濃度の水酸化アルカリ溶液への浸漬の後に所定の出力でマイクロ波加熱処理を施し、加熱挙動を調べた。処理後の残存物は水洗して濾過し、残渣と抽出液に分離しそれぞれ分析した。結果、水酸化アルカリ濃度が高く、マイクロ波出力が高いほど試料温度は上昇した。本実験では、10 M水酸化アルカリ溶液に浸漬し、出力500 Wで加熱した試料が約200 ℃まで上昇し、食品廃棄物の約15 %の減容率で炭化でき、含まれるリン成分と窒素成分のそれぞれ約60 %、約50 %が可溶化し液中に抽出できた。なお、残渣中の無機成分は主に炭酸カルシウムとして含まれていた。得られた残渣は土壌改良材、抽出液は液体肥料として利用できると考えられる。以上の結果から、マイクロ波加熱処理で水分を含む食品廃棄物を再資源化できる可能性が示唆された。
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