資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

若手・一般ポスター発表

【ポスター発表】環境・リサイクリング分野 [9/3(水)  PM ポスター発表会場]

2025年9月3日(水) 13:00 〜 16:00 ポスター会場(フロンティア応用科学研究棟2階セミナー室2)

14:30 〜 16:00

[P102C] 走査電子顕微鏡を用いた低加速電圧観察による使用済み自動車触媒の特性評価

○萬木 貴之 1[修士課程]、笠井 颯一郎、小川 凌央 1、岡田 敬志1、西村 文宏1 (1. 福井大学)

キーワード:使用済み自動車触媒、極低加速電圧走査電子顕微鏡

環境負荷の低い白金族金属(PGMs)リサイクルを目指し、種々の新規分離技術が研究されている。PGMs需要の大部分を占める自動車の排ガス浄化触媒が主たる回収対象であり、その構造はハニカム形状の支持体表面にPGMsを含む触媒層がコートされた複雑なものである。浄化触媒は使用中に排ガスに曝され、内部の触媒コート層の形状や元素分布が変化する。そのため使用済み触媒の特性を理解することはリサイクル技術開発において重要である。電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)は、特性評価に用いられる観察法の一つである。近年、電子線の制御技術や検出器の性能向上したことで、1.0kV以下の極低加速電圧観察で十分な解像度を持った観察が可能なFE-SEMが登場した。最新機は従来機と比べて得られる観察像や情報の質が飛躍的に向上したことで、これまで確認できなかった構造が明瞭に観察できることが分かってきた。本研究では、極低加速電圧観察が可能な最新のFE-SEMを用い、従来の観察像と極低加速電圧観察像等を比較した。加速電圧5.0kVにおける25000倍のE-T型二次電子検出器像を最新機と従来機で比較すると、最新機ではPGMsと考えられる粒子の輪郭が明瞭に観察できるとわかった。

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