資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

若手・一般ポスター発表

【ポスター発表】地球・資源分野 [9/3(水)  PM ポスター発表会場]

2025年9月3日(水) 13:00 〜 16:00 ポスター会場(フロンティア応用科学研究棟2階ホワイエ)

14:30 〜 16:00

[P014A] 孔径変化法に基づいた岩盤応力測定装置の開発とそのトンネル施工への適用に関する基礎的検討

○工藤 瑠偉1[修士課程]、福田 大祐1、ミン ギョンジョ1、児玉 淳一1、池田 奈央2、荒井 靖仁2、長江 優介2、村山 秀幸2 (1. 北海道大学、2. 株式会社フジタ)

キーワード:トンネル施工、オーバーコアリングによる原位置応力測定、ベイズ解析による不確実性の定量化、ベイズ推定、孔径変化法

近年のトンネル施工では、特殊な設計条件の場合や,施工中あるいは供用後にトンネルに変状が発生した場合などにおいて3次元数値解析による詳細な検討がなされることが多い.こうした数値解析では,岩盤の初期応力を想定が重要となるため,トンネル施工中に周辺岩盤の3次元応力測定を実施することが望ましいといえる.初期応力測定法には様々な方法があるが,応力測定装置の繰り返し使用が可能なこと、短時間で連続して測定可能なこと、多少湧水があっても測定可能なことから、著者らは初期応力測定法の中でも特に孔径変化法を用いた応力測定装置の開発を進めている.本稿では,開発した応力測定装置を用いて実施した原位置岩盤応力測定結果について報告し,開発中の装置の現状および今後解決すべき課題について整理する.また,岩盤応力測定では,計測に伴う様々な不確実性を伴うことから,著者らは,こうした不確実性を定量的に評価可能なベイズ推定を新たに孔径変化法を用いた応力測定に取り入れる方法についても検討しており,その手法および結果についても議論する.

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