[S-07-3] 近年見出された新たなミトコンドリア病
ミトコンドリアの機能異常はさまざまな神経疾患・筋疾患の発症に関与しているが、遺伝子変異によるミトコンドリア病では主として酸素需要の高い脳や筋肉が侵される。本シンポジウムでは、ミトコンドリア病の診断へのアプローチ方法、遺伝子変異と病型の関連、新たに発見された病型、新規治療法開発の動向など、神経内科医に必要なミトコンドリア病に関する最新の知見を提供する。
1989年3月京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院、舞鶴市民病院、和歌山赤十字病院(現、日赤和歌山医療センター)、東京都立神経病院で臨床研修。都立神経病院在籍中に国立精神・神経究センターでの「筋病理セミナー」に参加し、埜中征哉先生と出会う。
1994年4月に埜中先生の研究部(国立精神・神経センター[現・国立精神・神経医療研究センター]神経研究所微細構造研究部)へ。以後一貫して筋疾患研究。2年間のコロンビア大学留学を経て、2000年4月より微細構造研究部・室長、2001年 8月より疾病研究第一部・部長(現職)。メディカル・ゲノムセンター併任。
山梨大学医学部、マヒドン大学医学部シリラート病院(タイ)、高雄醫學大學(台湾) 、北京大学 第一医院(中国)等で客員教授。American Academy of NeurologyおよびAmerican Neurological AssociationのCorresponding Fellow(FAAN, FANA)。世界筋学会理事、アジアオセアニア筋学センター副代表等の学会役職。
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。