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[D-28] 愛媛県におけるトマトキバガの発生状況と薬剤感受性
性フェロモントラップ調査において,トマトキバガ(Tuta absoluta)が2022年4月に愛媛県で初確認された. 2022年度の性フェロモントラップ調査で誘殺された地域において,施設トマトの発生調査を行ったが,未確認であった.2023年度の性フェロモントラップ調査では,昨年度を上回る誘殺数となり,これまでに4市2町で誘殺されている.同年10月には久万高原町の施設トマトにおける寄生を県内で初めて確認した.久万高原町の性フェロモントラップでは,7~11月の各中旬に計5回のピークが認められ,夏から秋にかけては約1カ月で世代が回ると考えられた.また,久万高原町産の個体を用いた薬剤感受性の検定結果についても報告する.