日本薬学会第140年会(京都)

セッション情報

一般シンポジウム

[S11] 日本学術会議医療系薬学分科会企画シンポジウム「健康食品・保健機能食品・医薬品の品質保証に関する薬学的アプローチ」

2020年3月26日(木) 13:45 〜 15:45 [T会場]さくら (1F)

オーガナイザー:合田 幸広(国立衛研)、伊藤 美千穂(京大院薬)

超高齢化社会を迎えたわが国では、国民健康づくり運動として「健康寿命の延伸」、「生活習慣病の発症・重症化の予防」の政策が打ち出され、疾病治療に対する医療の寄与だけでなく、疾病状態に至る前での予防や健康状態の維持、保健の重要性も認識されるようになってきました。薬学の教育・研究においても、プライマリケアやセルフメディケーション等に関連し、一般用医薬品として用いられる生薬・漢方製剤や保健機能食品、健康食品、サプリメント等が取りあげられていますが、医薬品以外については教員および薬学生の意識は高くないと思われ、それらの法制度や研究の実態についても知られていないのが現状のようです。そこで、日本学術会議 薬学委員会 医療系薬学分科会では、日本薬学会と合同でプライマリケアやセルフメディケーションに対する薬学の立ち位置と薬学教育の役割を再認識することを目的として、本シンポジウムを企画しました。
シンポジウムでは、薬学の基礎である品質保証をキーワードに、立場や分野を異にする研究者、教育者の講演に加え、医療系薬学分科会が全国の薬系大学・薬学部を対象に実施したセルフメディケーションと品質保証に関する教育の現状調査アンケートの結果についても報告し、総合討論では、フロアの皆様とともに我が国の国民健康づくりへの薬学的アプローチについて議論する予定です。

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