09:00 〜 09:10
山本 昌1 (1. 京都薬大)
一般シンポジウム
2020年3月26日(木) 09:00 〜 11:00 [V会場]アネックスホール1 (1F)
オーガナイザー:山本 昌(京都薬大)、伊藤 慎悟(熊本大院生命科学)
近年、従来の低分子性医薬品に代わり中高分子薬物を医薬品として利用する場合が増加している。しかしながら、抗体医薬などは分子量が大きく実用化するには多くのハードルがあるため、現在では中分子化合物を医薬品として活用する試みがなされている。その代表例としてペプチド・タンパク性医薬品が知られており、これらペプチド・タンパク性医薬品は、現在、臨床上、筋肉内投与や皮下投与などの注射剤として用いられている。しかしながら、注射は患者に痛みを伴い、またアレルギーやアナフィラキシーなどの重篤な副作用を発現する危険性がある。したがって、注射に代わる投与形態としてこれら医薬品の経口ならびに経粘膜投与製剤の開発が期待されている。
こうした背景から、ペプチド・タンパク性医薬品の経口ならびに経粘膜投与後の吸収率を改善するため、現在までに種々の方法が試みられている。これらの方法には、1)吸収促進剤の利用、2)ペプチドの化学修飾、3)ペプチドの剤形修飾、4)ペプチドの経肺、経皮投与などの経粘膜投与製剤の開発などが挙げられる。こうした観点から、本シンポジウムではこの分野において第一線で御活躍されている先生方にペプチド・タンパク性医薬品の経口ならびに経粘膜吸収性の改善について最新の知見を含めて紹介して頂くと共に今後のペプチド・タンパク性医薬品の新たな投与形態の開発について展望する予定である。
09:00 〜 09:10
山本 昌1 (1. 京都薬大)
09:10 〜 09:35
○山本 昌1、鵜飼 裕紀1、森下 将輝1、勝見 英正1 (1. 京都薬科大学)
09:35 〜 10:00
○伊藤 慎悟1 (1. 熊本大院生命科学)
10:00 〜 10:25
○田原 耕平1 (1. 岐阜薬大)
10:25 〜 10:50
○勝見 英正1、権 英淑2、神山 文男2、山本 昌1 (1. 京都薬科大学、2. コスメディ製薬)
10:50 〜 11:00
伊藤 慎悟1 (1. 熊本大院生命科学)
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