09:00 〜 09:03
淡川 孝義1 (1. 東大院薬)
一般シンポジウム
2020年3月27日(金) 09:00 〜 11:00 [V会場]アネックスホール1 (1F)
オーガナイザー:脇本 敏幸(北大院薬)、淡川 孝義(東大院薬)
近年の自然科学における技術革新は、様々な創薬研究分野に多くの革新をもたらしている。シーケンサー技術の発展により、多くの生物のゲノム情報が容易に入手可能となったことで、「遺伝子資源」が生合成研究の出発点となり、遺伝学、酵素学ツールの普及により、様々な生合成遺伝子や酵素が比較的容易に取得されるようになり、その学術的知見は加速度的に蓄積されている。天然物由来の創薬研究においては「新規天然物を生物資源から単離する」ことから「新規天然物を遺伝子資源から発掘し、それを材料に非天然型物質を創生する」時代へと移りつつある。こうした背景をもとに、新時代の研究が次々と生み出され、天然物をはじめとする生体分子を基盤とする創薬が再び脚光を浴びつつある。本シンポジウムでは、新規天然物の発掘•創出を志向し、天然物の生合成、生合成酵素の解析、有機合成化学との融合研究を基盤とする創薬研究に切り込む5名の本邦の若手研究者に加えて、ドイツ・ボン大学から、酵素工学の権威であるDickschat教授を招いて、それぞれ新時代の潮流を取り入れた独創性の高い研究についてご講演頂く。また、本シンポジウムでは、本分野の研究成果を幅広い薬学研究分野の研究者にご覧頂き、異分野融合研究の創発を促すことを目的の一つとしている。そのため、是非、幅広い分野の方々に足をお運び頂き、令和始めの年会にふさわしい、次の時代を切り開く最先端の天然物化学を基盤とする創薬研究について熱く議論したい。
09:00 〜 09:03
淡川 孝義1 (1. 東大院薬)
09:03 〜 09:20
○佐藤 道大1,2、岸本 真治1、Jamieson Cooper2、成田 一仁1、前田 直哉1、原 幸大1、橋本 博1、恒松 雄太1、Houk N. Kendall2、Tang Yi2、渡辺 賢二1 (1. 静岡県大薬、2. カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
09:20 〜 09:37
○上岡 麗子1,2、Eric J. N. Helfrich1、Agneya Bhushan1、Rodrigo Costa3、Muriel Gugger4、Jörn Piel1 (1. ETH Zurich、2. 産総研、3. Univ Algarve、4. Institute Pasteur)
09:37 〜 09:54
○石川 文洋1 (1. 近畿大薬)
09:54 〜 10:11
○湯澤 賢1 (1. 東大院農)
10:11 〜 10:28
○浅井 禎吾1 (1. 東北大院薬)
10:28 〜 10:58
○Jeroen S. Dickschat1 (1. Univ Bonn)
10:58 〜 11:00
脇本 敏幸1 (1. 北大院薬)
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