日本薬学会第140年会(京都)

セッション情報

一般シンポジウム

[S45] 医療ビッグデータの利活用に基づく臨床業務の発展

2020年3月28日(土) 13:45 〜 15:45 [B会場]Room B-1 (2F)

オーガナイザー:武隈 洋(北大病院薬)、百 賢二(昭和大病院薬)

近年、医療ビッグデータの利活用が急激に進んでいる。国内の医療機関においては、ここ20年ほどで診療録の電子化が進み、各施設において医療情報が集積されつつある。しかしながら、例えば有害事象に関する要因解析などを行う場合には、自施設のみでは十分な症例数が得られないことも少なくない。このような場合、医療ビッグデータ(有害事象自発報告システム、レセプトデータ等)の活用が効果的であるものの、医療現場の薬剤師がこれらを理解する機会は少ない。
本シンポジウムでは、そのような医療現場の薬剤師を対象とし、医療ビッグデータの可能性について広く共通理解を深めることともに、その限界や研究上の留意点について啓蒙することを目的とする。今回は、国内外のビッグデータ関連の情報の概要、医療現場におけるビッグデータ研究事例、有害事象自発報告システム利用の留意点、AI技術に基づくビッグデータ解析事例、ビッグデータに関連する法的な立ち位置など、さまざまな視点から4名の専門家にご講演頂く。

フロアーディスカッション (15:35 〜 15:45)

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