当社の新入社員教育は「専門家」としての教育以上に「社会人」としての教育に力を入れています。新入社員の時期に患者さま・お客さまから「信頼される社会人」としての基盤をしっかりと身に付け、将来「専門家」として活躍していただきたいと考えているからです。その後の専門研修では、講師を現場で働く若手薬剤師が担い講義を実施しており、会社の内外部いずれへも発信ができる薬剤師の育成を図ります。
今後薬剤師に求められる役割は、セルフメディケーションの推進や健康寿命延伸への貢献・疾病予防など多岐にわたりますが、コミュニケーション能力は必須事項となってきます。患者さまに寄り添うことができるかかりつけとして成長し、地域社会に貢献できうる人材となるには、どのような取組をしていくのか？課題はたくさんありますが、当社では保険薬局で働く薬剤師が必要となる資格や求められる機能への対応などを薬剤師等級制度によって段階的に設定しています。これにより必要となるスキルを身につくような取組みを行っています。
保険薬局薬剤師として働く際に、どんなことが求められるのか・どのように取組むのかを本講演で感じてもらえたら幸いです。