オーガナイザー挨拶、趣旨説明:山崎 大樹(国立衛研) (16:00 〜 16:05)
セッション情報
一般シンポジウム
[S34] 微小空間に生体環境を模倣して新薬開発を加速する―日本発MPSの最先端―
2022年3月27日(日) 16:00 〜 18:00 [E会場] レセプションホール (1号館4階)
オーガナイザー:山崎 大樹(国立衛研)、石田 誠一(崇城大生物生命)
MPS(Microphysiological Systems:生体模倣システム)とは、微小空間に各種臓器の生理学的環境を模倣した臓器コンパートメントを連結することで生体における臓器間相互作用をin vitroで再現した細胞/組織培養系である。創薬においては、新薬開発コストの増加、ヒト-動物の種差によるヒト予測の不確実性などが問題となっており、MPSの発展が解決の一助となることが期待されている。国内では日本医療研究開発機構(AMED)プロジェクトにおいて2017年度より「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発)」が開始され、国内におけるMPSの研究開発が本格化した。そのような状況を鑑み、日本のMPS開発をリードする先生方に最近の研究成果をデバイス開発、腸‐肝循環、血液脳関門(Blood brain barrier: BBB)の観点から発表・解説していただくシンポジウムを企画した。さらに、MPSを利用する製薬会社からの視点を基に今後のMPS技術開発の方向性を提案していただく。日本におけるMPSの創薬応用の展望について議論を深めたい。
16:05 〜 16:27
○平林 英樹1 (1. 武田薬品)
16:27 〜 16:49
○木村 啓志1 (1. 東海大工)
16:49 〜 17:11
○佐藤 薫1、松崎 典弥2 (1. 国立衛研、2. 大阪大院工)
17:11 〜 17:33
○松永 民秀1 (1. 名市大院薬)
17:33 〜 17:55
○山崎 大樹1 (1. 国立衛研)
総括:石田 誠一(崇城大生物生命 (17:55 〜 18:00)