日本薬学会第142年会(名古屋)

セッション情報

大学院生・学部生シンポジウム

[GS01] データ駆動型アプローチによる医薬品の毒性予測

2022年3月28日(月) 09:30 〜 11:30 [B会場] 会議室131+132 (1号館3階)

オーガナイザー:片山 早紀(名市大院薬)、家田 維哉(名市大院薬)

本シンポジウムの目的は、インシリコ手法による医薬品毒性予測に関連する分野の研究者を一堂に集め、本分野の研究の交流を活性化することである。医薬品開発の開発プロセスにおいて新薬候補品がドロップアウトする重要な要因として、副作用が挙げられる。副作用は医薬品という化学物質の毒性的側面であり、薬効や物性といった医薬品としての基本的な性質とともに、副作用発現リスクに対しても創薬の初期段階における制御が望まれる。そこで、医薬品の有害性・リスク評価を迅速かつ効率的に実施するために、インシリコ手法の活用が近年注目されている。本シンポジウムでは、医薬品に関連する既存のデータベース等を利用、または自らデータを収集・データベースを構築し、機械学習や統計等のモデリング技術を用いることで、医薬品の有害性・リスクを評価するインシリコ手法の開発状況を紹介する。また、インシリコ手法の活用が医薬品開発効率の向上において有用であることのエビデンスを確立するために、今後の展望についても議論する。

オーガナイザー挨拶:家田 維哉(名市大院薬) (09:30 〜 09:35)

総括:片山 早紀(名市大院薬) (11:15 〜 11:30)

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