[P-074-B] 調剤前確認を取り入れた副作用モニタリングプログラムに対する患者及び薬剤師の評価
【目的】
発表者らは、「調剤前確認」と「副作用機序別分類」を取り入れた副作用モニタリングプログラムを構築し、協力を得た薬局において実査しその効果を報告した。しかし、患者がどのような印象を持ったか、また、薬剤師が有用性を実感できたかを確認する必要がある。そこで、本研究は当該プログラムに対する患者及び薬剤師の評価を精査し、今後社会実装を目指す上での課題を明らかにすることを目的とした。
【方法】
対象は、当該プログラムに参加した患者と、実施した薬局薬剤師とし、双方へ当該プログラムの実施前後にアンケートを行った。患者への主な質問項目は、薬剤師とのコミュニケーションの必要性(薬剤師と話す時間が必要か、薬のことは薬剤師へ相談しようと思うか)、(以後、実施後のみ)調剤前確認の手間、調剤前確認の有効性や継続要望等とし、各5段階での回答を求めた。薬剤師への主な質問項目は、副作用モニタリングの必要性や有効性、自己効力感等とし、各5段階での回答を求めた。実施前後のスコア比較には、対応のあるt検定を用い、有意水準は5%を採用した。
【結果】
患者295名から回答を得た。薬剤師とのコミュニケーションの必要性は前後で差はなかった。また、患者の66.8%は「(調剤前確認)は面倒でない」、65.5%は「有効である」、60.8%「継続してほしい」との回答であった。薬剤師は90名から回答を得た。当該プログラムが「患者とのコミュニケーション」「服薬指導」「副作用の発見・アドバイス」「薬歴内容」「効果確認」といった5項目の充実に寄与していると回答した割合は、それぞれ、73.3%、73.3%、72.2%、65.5%、60.0%で、「副作用の確認」「副作用症状の訴えへの対応」「服薬指導による副作用防止」「薬歴による副作用防止」への自信度は、実施後に向上していた(いずれもp<0.05)。
【考察】
本プログラムは患者の賛同を得、かつ薬剤師の自己効力感を高めることが示唆された。
発表者らは、「調剤前確認」と「副作用機序別分類」を取り入れた副作用モニタリングプログラムを構築し、協力を得た薬局において実査しその効果を報告した。しかし、患者がどのような印象を持ったか、また、薬剤師が有用性を実感できたかを確認する必要がある。そこで、本研究は当該プログラムに対する患者及び薬剤師の評価を精査し、今後社会実装を目指す上での課題を明らかにすることを目的とした。
【方法】
対象は、当該プログラムに参加した患者と、実施した薬局薬剤師とし、双方へ当該プログラムの実施前後にアンケートを行った。患者への主な質問項目は、薬剤師とのコミュニケーションの必要性(薬剤師と話す時間が必要か、薬のことは薬剤師へ相談しようと思うか)、(以後、実施後のみ)調剤前確認の手間、調剤前確認の有効性や継続要望等とし、各5段階での回答を求めた。薬剤師への主な質問項目は、副作用モニタリングの必要性や有効性、自己効力感等とし、各5段階での回答を求めた。実施前後のスコア比較には、対応のあるt検定を用い、有意水準は5%を採用した。
【結果】
患者295名から回答を得た。薬剤師とのコミュニケーションの必要性は前後で差はなかった。また、患者の66.8%は「(調剤前確認)は面倒でない」、65.5%は「有効である」、60.8%「継続してほしい」との回答であった。薬剤師は90名から回答を得た。当該プログラムが「患者とのコミュニケーション」「服薬指導」「副作用の発見・アドバイス」「薬歴内容」「効果確認」といった5項目の充実に寄与していると回答した割合は、それぞれ、73.3%、73.3%、72.2%、65.5%、60.0%で、「副作用の確認」「副作用症状の訴えへの対応」「服薬指導による副作用防止」「薬歴による副作用防止」への自信度は、実施後に向上していた(いずれもp<0.05)。
【考察】
本プログラムは患者の賛同を得、かつ薬剤師の自己効力感を高めることが示唆された。