[P-158-B] 在宅施設患者における痒みの現状とスキンケアの実態調査
【目的】
高齢者は新陳代謝が低下することで皮脂の分泌量が減少し、肌の乾燥が亢進するといわれており、介護の現場では高齢者の適切なスキンケアが求められる。そこで今回は在宅施設患者とその在宅施設スタッフ(以下介護者)を対象に、在宅患者の痒みの現状と痒みに対するスキンケアの実態の調査を行った。
【方法】
調査開始時に介護者に対してはアンケートによる外用薬塗布に関する知識の調査(薬剤に関する理解度や使用方法などについて理解・実施できていない場合を0点、理解・実施できている場合を10点のNRS形式で回答)を行うとともに、在宅施設の介護記録等から患者が回答した痒みの強度(掻痒NRS:0-10点)および皮膚中の水分量、油分量などの皮膚の状態を評価した。本研究は近畿大学の倫理委員会の承認を得ており、インフォームドコンセントが得られた人を調査対象とした。
【結果】
介護者の薬剤に対する理解度のスコアは5点前後であるのに対し、薬剤の使用回数や薬剤の保管状況に関するスコアは8-9点前後であった。また患者の皮膚状態は、やや水分不足であり、油分不足の乾燥肌の患者が多い傾向が見られた。多くの高齢患者は痒みに対する薬剤を使用しており、その約半数に掻痒感があることが明らかになった。(平均NRS:4.9点)
【考察】
在宅施設において、薬剤師による薬剤の説明はサービス責任者などある特定の人物に対して行われることが多く、その情報が施設内で共有できていない可能性が考えられる。また施設で薬剤の保管場所は定められていることが多く、保管状況のスコアが高水準であると考えられる。高齢患者の多くに掻痒感があり、皮膚の乾燥が認められていることからアンケート結果をもとに介護者に対して適切な指導を行い、薬剤に関する理解度の向上を高める必要があり、適切なスキンケアを行っていただくことで患者の皮膚状態の改善や、掻痒感の軽減に繋がる可能性があると考えられる。
高齢者は新陳代謝が低下することで皮脂の分泌量が減少し、肌の乾燥が亢進するといわれており、介護の現場では高齢者の適切なスキンケアが求められる。そこで今回は在宅施設患者とその在宅施設スタッフ(以下介護者)を対象に、在宅患者の痒みの現状と痒みに対するスキンケアの実態の調査を行った。
【方法】
調査開始時に介護者に対してはアンケートによる外用薬塗布に関する知識の調査(薬剤に関する理解度や使用方法などについて理解・実施できていない場合を0点、理解・実施できている場合を10点のNRS形式で回答)を行うとともに、在宅施設の介護記録等から患者が回答した痒みの強度(掻痒NRS:0-10点)および皮膚中の水分量、油分量などの皮膚の状態を評価した。本研究は近畿大学の倫理委員会の承認を得ており、インフォームドコンセントが得られた人を調査対象とした。
【結果】
介護者の薬剤に対する理解度のスコアは5点前後であるのに対し、薬剤の使用回数や薬剤の保管状況に関するスコアは8-9点前後であった。また患者の皮膚状態は、やや水分不足であり、油分不足の乾燥肌の患者が多い傾向が見られた。多くの高齢患者は痒みに対する薬剤を使用しており、その約半数に掻痒感があることが明らかになった。(平均NRS:4.9点)
【考察】
在宅施設において、薬剤師による薬剤の説明はサービス責任者などある特定の人物に対して行われることが多く、その情報が施設内で共有できていない可能性が考えられる。また施設で薬剤の保管場所は定められていることが多く、保管状況のスコアが高水準であると考えられる。高齢患者の多くに掻痒感があり、皮膚の乾燥が認められていることからアンケート結果をもとに介護者に対して適切な指導を行い、薬剤に関する理解度の向上を高める必要があり、適切なスキンケアを行っていただくことで患者の皮膚状態の改善や、掻痒感の軽減に繋がる可能性があると考えられる。