[SY2-3] トレーシングレポートを活用した医療連携と地域連携

平成27年厚生労働省から「患者のための薬局ビジョン」が示された。地域包括ケアシステムの構築のためにかかりつけ薬剤師としての役割の発揮に向けて、対物業務から対人業務へのシフトが求められている。中でも医療機関等との連携として調剤後も患者の状態を把握し、処方医へのフィードバックや残薬管理・服薬指導を行うことが重要である。
同じく平成29年には 「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(通称:にも包括)」の構築を目指すことを新たな理念として明確化され、かかりつけ薬剤師として多職種との連携がいっそう重要となった。以上の取り組みは調剤報酬に、かかりつけ薬剤師指導料、服薬情報等提供料、外来服薬支援料、服用薬剤調整支援料に反映されている。また、「地域支援体制加算」の算定要件として各種一定数の報告が必要である。
同様に「患者のための薬局ビジョン」に示された、地域において他の医療提供施設に勤務する医師をはじめとした医療関係者との連携体制を構築した上で、外来受診時だけでなく、在宅医療への対応や入退院時を含め、様々な療養の場を移行する患者等の服薬情報を一元的・継続的に情報共有することができる「地域連携薬局」の認定要件の一つとして、地域における他の医療関係者に対して月30回以上の情報提供が必要である。
報告の手段として、以前は外来看護師との面会や電話を通じて口頭で処方医へ情報提供を行うことが多かった。しかし、調剤報酬における各種算定要件及び地域連携薬局の認定要件で文書での報告が求められていることもあり、報告手段は調剤後のテレフォンフォーローアップを含めたトレーシングレポートが有用であると考えて取り組みを開始した。その結果、本取り組みが患者の治療に有益であると認識でき、その推進により「地域支援体制加算4」及び「地域連携薬局」の認定を受けた。
本シンポジウムでは、外来治療に有益であったと考えられたトレーシングレポート、テレフォンフォローアップの実例を紹介すると共に、本取り組みの薬局内での展開方法を示し、「にも包括」も意識した保険薬局薬剤師として求められる立場を考える機会としたい。
同じく平成29年には 「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(通称:にも包括)」の構築を目指すことを新たな理念として明確化され、かかりつけ薬剤師として多職種との連携がいっそう重要となった。以上の取り組みは調剤報酬に、かかりつけ薬剤師指導料、服薬情報等提供料、外来服薬支援料、服用薬剤調整支援料に反映されている。また、「地域支援体制加算」の算定要件として各種一定数の報告が必要である。
同様に「患者のための薬局ビジョン」に示された、地域において他の医療提供施設に勤務する医師をはじめとした医療関係者との連携体制を構築した上で、外来受診時だけでなく、在宅医療への対応や入退院時を含め、様々な療養の場を移行する患者等の服薬情報を一元的・継続的に情報共有することができる「地域連携薬局」の認定要件の一つとして、地域における他の医療関係者に対して月30回以上の情報提供が必要である。
報告の手段として、以前は外来看護師との面会や電話を通じて口頭で処方医へ情報提供を行うことが多かった。しかし、調剤報酬における各種算定要件及び地域連携薬局の認定要件で文書での報告が求められていることもあり、報告手段は調剤後のテレフォンフォーローアップを含めたトレーシングレポートが有用であると考えて取り組みを開始した。その結果、本取り組みが患者の治療に有益であると認識でき、その推進により「地域支援体制加算4」及び「地域連携薬局」の認定を受けた。
本シンポジウムでは、外来治療に有益であったと考えられたトレーシングレポート、テレフォンフォローアップの実例を紹介すると共に、本取り組みの薬局内での展開方法を示し、「にも包括」も意識した保険薬局薬剤師として求められる立場を考える機会としたい。