[SY5-3] 薬局でのがん患者応対の実践事例

新規抗がん薬の登場や支持療法の充実化により、がん薬物療法は入院治療から外来での通院治療へと移行しつつある。外来での通院治療では、患者は多くの時間を自宅などで自由に過ごせるメリットがあるが、医療者の目が患者に届きにくくなるというデメリットも存在する。そのため、がん患者に対してより安全で質の高い医療を提供するには、地域の保険薬局もがん薬物療法に貢献していく必要がある。一方で、薬局の日々の業務全体の中で、がん患者の服薬指導に関わる機会は必ずしも多くはなく、がん患者の服薬指導や患者応対に不安を抱えている薬局薬剤師も多い。そのような中、今回は薬局業務の中でも関わる頻度が比較的高い薬剤である「①乳がんのホルモン療法の注意事項と患者指導」と、「②カペシタビンの薬学管理や患者介入」について紹介する。
①ホルモン陽性乳がんの術後ホルモン療法として、アロマターゼ阻害剤などのホルモン剤を内服する期間は5~10年間にも及ぶ。長期間の内服にあたって、患者のアドヒアランスの向上・維持に努めることやホルモン剤による有害事象の管理は薬局薬剤師の重要な役割である。また、かかりつけ薬局として他科受診や併用薬の情報も収集し、患者の薬の一元管理による薬学的な介入が重要となる。今回は乳がんホルモン療法の患者指導のポイントや有害事象の評価、併用薬などの注意事項について、事例を交えて紹介する。
②カペシタビンは多様ながん種に適応をもつ代表的な殺細胞性抗がん剤であり、様々な治療ステージで用いられる薬剤である。一方で、下痢や手足症候群など注意すべき有害事象もあるため、患者に対しては有害事象の予防の指導が重要であり、有害事象の発現時には医療者の適切な評価と対応が必要である。カペシタビンが処方された患者に対して薬局薬剤師が行うべき患者指導と、有害事象の評価および介入のポイントについて、事例を交えて紹介する。
保険薬局の薬剤師にとって、がん患者への適切な応対は非常に重要な役割の一つといえる。本講演では、薬局薬剤師も関わる頻度が比較的高い薬剤を例に、患者指導や有害事象への評価・介入について解説するのみならず、必要な知識や情報活用、患者応対のスキルについても述べる。本講演が、聴講者の御施設でのがん患者サポートの一助となれれば幸いである。
①ホルモン陽性乳がんの術後ホルモン療法として、アロマターゼ阻害剤などのホルモン剤を内服する期間は5~10年間にも及ぶ。長期間の内服にあたって、患者のアドヒアランスの向上・維持に努めることやホルモン剤による有害事象の管理は薬局薬剤師の重要な役割である。また、かかりつけ薬局として他科受診や併用薬の情報も収集し、患者の薬の一元管理による薬学的な介入が重要となる。今回は乳がんホルモン療法の患者指導のポイントや有害事象の評価、併用薬などの注意事項について、事例を交えて紹介する。
②カペシタビンは多様ながん種に適応をもつ代表的な殺細胞性抗がん剤であり、様々な治療ステージで用いられる薬剤である。一方で、下痢や手足症候群など注意すべき有害事象もあるため、患者に対しては有害事象の予防の指導が重要であり、有害事象の発現時には医療者の適切な評価と対応が必要である。カペシタビンが処方された患者に対して薬局薬剤師が行うべき患者指導と、有害事象の評価および介入のポイントについて、事例を交えて紹介する。
保険薬局の薬剤師にとって、がん患者への適切な応対は非常に重要な役割の一つといえる。本講演では、薬局薬剤師も関わる頻度が比較的高い薬剤を例に、患者指導や有害事象への評価・介入について解説するのみならず、必要な知識や情報活用、患者応対のスキルについても述べる。本講演が、聴講者の御施設でのがん患者サポートの一助となれれば幸いである。