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[WS12-03] 単粒子解析法による螺旋構造解析
核酸や細胞骨格を構成する細胞内の分子、ウイルスのコア構造やアミロイドなどの疾患に関連する分子など、螺旋構造を形成する生体分子は非常に多い。クライオ電子顕微鏡法および単粒子解析法は、螺旋構造の解析にも適用可能だが、球状の粒子ほど画像解析のパイプラインが整備されていない部分も存在する。本発表は、発表者の螺旋構造解析上の失敗経験や、解析に関する知識と試行錯誤の結果、現在有用な解析ツールや課題点に関する情報共有を行うことを目的とする。