[P11 [C]] 博士人材支援におけるURAの役割と可能性-フェローシップ申請の例から-
北海道大学文学研究院では部局URAが、アカデミアを含めた社会の多様な場での博士人材の活躍促進に向けた様々な支援を積極的に行っており、大学院生向けの支援では「研究」と「教育」が重なる部分も多い。その一つとして、2021年度に開始した博士後期課程大学院生を対象としたJST次世代研究者挑戦的研究プログラム学内フェローシップ申請支援では、対象学生への情報提供に始まり申請書作成支援だけではなく教育プログラム参加やキャリア形成支援も行っている。ここでは、文学研究院での具体的な取り組みや支援の紹介と事例を報告すると共に、特に人文社会学系分野での博士人材支援におけるURAの役割と可能性について提案したい。