[P30 [E]] 共同利用設備の分野間利用に関する定量的な分析例
研究設備の共同利用のメリットは、様々なステークホルダーにあると期待されるが、総括的/定量的に検証するには大きな労力を必要とする。金沢大学の設備共同利用推進総合システムは、リアルタイムに設備の利用状況をモニターし、また利用料金の確定を行なえるため、こうしたデータを様々な視点から解析することが可能である。本発表ではこのシステムから、研究設備ごとのユーザーに関するデータを抽出し、設備管理者の研究分野と利用者の研究分野の相関に焦点をあてた解析を行なうことにより、分野間の相互乗り入れを定量的に考察する。