[P-80] ゼブラフィッシュの再生実験の応用
Keywords:ゼブラフィッシュ
<概要>
ヒトのけがを内側から治す物質を見つけたいと考え、ヒトとゲノム配列が類似しているゼブラフィッシュを用いて再生実験を行い、与えた物質による再生日数の違いについて調べることにした。
基礎実験を経て、ゼブラフィッシュの尾ビレの再生が平均12日であることがわかった。
次に、細胞の生産や再生を助ける働きをもつ葉酸とナイアシンを用いて実験を行った。
結果、葉酸は平均10日、ナイアシンは平均8日で再生した。
結果より物質を与えることによって、ゼブラフィッシュの尾ビレの再生が速まることがわかった。
ヒトのけがを内側から治す物質を見つけたいと考え、ヒトとゲノム配列が類似しているゼブラフィッシュを用いて再生実験を行い、与えた物質による再生日数の違いについて調べることにした。
基礎実験を経て、ゼブラフィッシュの尾ビレの再生が平均12日であることがわかった。
次に、細胞の生産や再生を助ける働きをもつ葉酸とナイアシンを用いて実験を行った。
結果、葉酸は平均10日、ナイアシンは平均8日で再生した。
結果より物質を与えることによって、ゼブラフィッシュの尾ビレの再生が速まることがわかった。
<考察・展望>
ナイアシンが葉酸よりも再生を助ける面について優れていたことが考えられる。
また、私たちが今回実験した温度では葉酸の活動が抑制されてしまったということも考えられる。
以上を踏まえて、今後は温度などの飼育環境による、物質への影響や、ゼブラフィッシュ自体への再生能力の影響を調べていく。
さらに上記の物質だけでなく、他の物質の方が再生を速める働きがある可能性も考えられるので、他の物質でも実験を行う。
ナイアシンが葉酸よりも再生を助ける面について優れていたことが考えられる。
また、私たちが今回実験した温度では葉酸の活動が抑制されてしまったということも考えられる。
以上を踏まえて、今後は温度などの飼育環境による、物質への影響や、ゼブラフィッシュ自体への再生能力の影響を調べていく。
さらに上記の物質だけでなく、他の物質の方が再生を速める働きがある可能性も考えられるので、他の物質でも実験を行う。