ごあいさつ
実行委員長・プログラム委員長からのごあいさつ: 飛躍&新展開 〜未来を創る画像センシング技術〜
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| SSII2016 実行委員長 青木義満 (慶應義塾大学) |
SSII2016 プログラム委員長 佐藤雄隆 (産業技術総合研究所) |
本シンポジウムは1995年以来、毎年6月に横浜みなとみらい地区で開催されており、今回で22回目の開催となります。
この20年で画像センシング技術は目覚ましい進歩を遂げ、産業現場での実用化は急速に進み、その成果は着実に実を結びつつあります。これからは、現存する社会課題を解決し、さらに新産業を生みだすような革新的な画像センシング技術の更なる進化と新展開が求められています。このような背景のもと、SSII2016では現在、将来の社会課題解決に向けて、技術革新と新たな価値を創出するための発表、議論の場を提供することを目指し、皆様に興味を持っていただけるように企画、プログラムを構成いたしました。
SSII2016では、これまでのSSIIの長所を維持しつつ、更に皆様にご満足頂けるコンテンツの提供を目指し、様々な新しい試みを実施しております。一部、並列で複数のプログラムが進行していた点を改善し、シングルトラックセッションを導入しました。これにより、全てのSSIIのコンテンツを聴講、共有して頂くことが可能となりました。セッション構成を見直すことにより、チュートリアル講演を毎日開催(合計5テーマ)、特別講演を1件から2件に倍増し、更なる内容の充実を図りました。オーガナイズドセッションについても、基礎から実応用まで画像センシングの新しい活用事例や技術革新を俯瞰できる充実した内容といたしました。インタラクティブとデモセッションに関しては、活発に議論して頂くための十分な時間とスペースを設けております。また、オンラインでコンテンツを閲覧できる新しいシステムやアプリも導入し、発表者と参加者の皆様の利便性を高めるための工夫を凝らしております。
本シンポジウムは「参加者のための会議」を基本方針にしています。前回のSSII2015では1,150名もの方々 (うち約7割が産業界から)にご参加いただき、会場では活発な熱い議論が展開されておりました。この情熱を引き継ぎ、さらに画像センシング技術を発展させる機会として、また、共に新しい産業応用を創造するための議論の場として、進化を続けるSSIIに是非ご期待ください。皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げます。

