[S23P-26] About the Hyuganada earthquake and its effects
1.南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の経緯について(本文参照)
気象庁は、8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグネチュー ド7.1の地震が発生しました。 この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
この地震の震源付近の地震活動は、当初は活発でしたが、時間の経過とともに低下しています。しかし、日向灘では過去に、最初の地震の1ヵ月半後にそれと同程度の規模の地震が発生したこともあります。
8月8日16日から8月29日12時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月9日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
8月8日16時から8月15日24時まで24回
(震度6弱:1回、震度3:2回、震度2:2回、震度1:16回)
8月16日00時から8月22日24時まで0回
8月23日00時から8月29日12時まで1回(震度1:1回)
8月24日09時32分に、四国沖でマグニチュード4.2の地震がありました。この地震以降、特段地震活動が活発化した様子はみられません。
ひずみ観測点では、マグネチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。東海から紀伊半島及び四国の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。8月8日21時頃から、日向灘及び九州南東沖で浅部超低周波地震を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象ですが、発生頻度・規模等発生様式については今後も観測・研究が必要です。と記載されております。
2.南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)による影響による経済的損失について
従来、『南海トラフの地震は30年以内に発生する確率は70~80%』とされてきた ために、『まだまだ先の話だ』という意識がありましたが、身近に考える機会にはなったと考慮するしますが、夏休み期間であり盆休み期間で観光業界にとっては掻き入れ時であり 経済的損失は非常に大きくなったのではないかと推測されます。
観光庁長官は、南海トラフ地震臨時情報の発表に伴う旅館・ホテルの宿泊キヤンセル等の損失に関して、『直ちに保障することは現時点では難しい』との考えをしめした。一方で今後、政府で臨時情報の運用を検証する際には、観光への影響を示すデーターや分析を共有する必要があると指摘したとあります。
3.日向灘の地震(巨大地震注意)と仮説理論に基づく検証について
4月16に発生すると予見していた地震が、4月17日の23時14分豊後水道で震度6弱・深度50km・M(マグネty-ド)6.6で発生しましたが、地震エネルギーの放出層の深度20kmの地震発生を経ずに収束しました。その後日向灘の地震が発生することがあり、豊後水道の地震の影響が、日向灘の地震に影響を与えることを懸念しておりましたが、7月30日に1時25分に震度4・深度40km・M5.2の地震が発生し、深度40kmの地震であることからより一層の懸念を強めておりました。
8月4日に、震度5以上・M5以上地震発生を予見しており、日向灘の地震発生を懸念していたが、8月3日にフィリピン付近(ミンダナオ島)でM7.1の地震が発生しました。 8月4日は、22時19分に震度3・深度70km・M4.6の地震がありましたが、8月5日はM2.9・8月6日はM3.3であり、8月7日はM3.3以上と予見していたところ、M2.8と8月5日より小さいM2.8でありました。深度5以上・M5以上の地震発生を懸念していたところ、懸念していた日向灘における震度6弱・深度30km・M7.1の地震が発生し、19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
日向灘の地震は、5日間に亘り12回の地震が発生し、深度29kmの地震が8月8日・1回、8月9日は連続6回、8月10日は1回と、8月12日は1回の計8回となっております。また8月8日からは、連続5日間の深度20km地震が発生し当面の地震エネルギーが放出されたものと解釈できます。
長期予見によれば、9月は震度5以上・M5以上の発生についての予見はありません。しかしながら、8月13日から8月29日まで17日間連連続して震度20kmの地震が発生していないことから、地震エネルギーが蓄積状況を示しておりますが、9月1日と9月4日に深度20kmの地震が発生したために現在はM5以上の地震は発生しておりません。しかしながら、2~3週間後にシンド以上・M5以上の地震が発生することがあり注意が必要と思われます。
長期予見で予見されていない地震については、短期予見においてフォローしていきたいと考えております。
気象庁は、8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグネチュー ド7.1の地震が発生しました。 この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
この地震の震源付近の地震活動は、当初は活発でしたが、時間の経過とともに低下しています。しかし、日向灘では過去に、最初の地震の1ヵ月半後にそれと同程度の規模の地震が発生したこともあります。
8月8日16日から8月29日12時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月9日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
8月8日16時から8月15日24時まで24回
(震度6弱:1回、震度3:2回、震度2:2回、震度1:16回)
8月16日00時から8月22日24時まで0回
8月23日00時から8月29日12時まで1回(震度1:1回)
8月24日09時32分に、四国沖でマグニチュード4.2の地震がありました。この地震以降、特段地震活動が活発化した様子はみられません。
ひずみ観測点では、マグネチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。東海から紀伊半島及び四国の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。8月8日21時頃から、日向灘及び九州南東沖で浅部超低周波地震を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象ですが、発生頻度・規模等発生様式については今後も観測・研究が必要です。と記載されております。
2.南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)による影響による経済的損失について
従来、『南海トラフの地震は30年以内に発生する確率は70~80%』とされてきた ために、『まだまだ先の話だ』という意識がありましたが、身近に考える機会にはなったと考慮するしますが、夏休み期間であり盆休み期間で観光業界にとっては掻き入れ時であり 経済的損失は非常に大きくなったのではないかと推測されます。
観光庁長官は、南海トラフ地震臨時情報の発表に伴う旅館・ホテルの宿泊キヤンセル等の損失に関して、『直ちに保障することは現時点では難しい』との考えをしめした。一方で今後、政府で臨時情報の運用を検証する際には、観光への影響を示すデーターや分析を共有する必要があると指摘したとあります。
3.日向灘の地震(巨大地震注意)と仮説理論に基づく検証について
4月16に発生すると予見していた地震が、4月17日の23時14分豊後水道で震度6弱・深度50km・M(マグネty-ド)6.6で発生しましたが、地震エネルギーの放出層の深度20kmの地震発生を経ずに収束しました。その後日向灘の地震が発生することがあり、豊後水道の地震の影響が、日向灘の地震に影響を与えることを懸念しておりましたが、7月30日に1時25分に震度4・深度40km・M5.2の地震が発生し、深度40kmの地震であることからより一層の懸念を強めておりました。
8月4日に、震度5以上・M5以上地震発生を予見しており、日向灘の地震発生を懸念していたが、8月3日にフィリピン付近(ミンダナオ島)でM7.1の地震が発生しました。 8月4日は、22時19分に震度3・深度70km・M4.6の地震がありましたが、8月5日はM2.9・8月6日はM3.3であり、8月7日はM3.3以上と予見していたところ、M2.8と8月5日より小さいM2.8でありました。深度5以上・M5以上の地震発生を懸念していたところ、懸念していた日向灘における震度6弱・深度30km・M7.1の地震が発生し、19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
日向灘の地震は、5日間に亘り12回の地震が発生し、深度29kmの地震が8月8日・1回、8月9日は連続6回、8月10日は1回と、8月12日は1回の計8回となっております。また8月8日からは、連続5日間の深度20km地震が発生し当面の地震エネルギーが放出されたものと解釈できます。
長期予見によれば、9月は震度5以上・M5以上の発生についての予見はありません。しかしながら、8月13日から8月29日まで17日間連連続して震度20kmの地震が発生していないことから、地震エネルギーが蓄積状況を示しておりますが、9月1日と9月4日に深度20kmの地震が発生したために現在はM5以上の地震は発生しておりません。しかしながら、2~3週間後にシンド以上・M5以上の地震が発生することがあり注意が必要と思われます。
長期予見で予見されていない地震については、短期予見においてフォローしていきたいと考えております。