[1O08-13] 放射線分解ガス低減技術

[1O10] 廃棄物長期保管容器内に発生する可燃性ガスの濃度低減技術に関する研究開発

(3)高機能ジポリマー触媒の開発

*工藤 勇¹、平 尚悟¹、谷澤 圭佐¹、内海 太禄²、小田 信広²、末松 久幸²、高瀬 和之²、田中 裕久³ (1. アドバンエンジ、2. 長岡技術科学大学、3. 関西学院大学)

キーワード：放射性廃棄物、水素再結合触媒、ジオポリマー

福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発の一環として、放射性廃棄物長期保管容器の安全性向上を目指し、燃料デブリやゼオライトスラリーなどの放射性物質に含有される水分が放射線によって分解されることで発生する可燃性ガス（水素）の燃焼・爆発の危険性を抑制させるため、保管容器内に長期に亘って蓄積される水素を再結合触媒を使って低減させる技術の研究開発を行っている。本発表ではジオポリマーに白金担持させた水素再結合触媒の開発について述べる。