[3J10-12] 熱流動数値解析

[3J10] PWR安全解析用3次元2流体炉心熱流動解析コード“MIDAC-T”の開発

その1:開発方針

*淀 忠勝¹、池辺 厚慈²、片山 正昌¹、河内 素子¹、末村 高幸¹ (1. 三菱重工業、2. MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング)

キーワード：MIDAC-T、2流体モデル、完全陰解法、安全解析、サブチャンネル解析コード

昨今、PWRでは広範囲のプラント状態に対する安全性を確認するために、より低圧・低流量流の条件まで評価可能なサブチャンネル解析コードが求められている。三菱重工では、このような気液の分離性の高い低圧・低流量条件における3次元2相流動及び流動状態の変化に応じた炉心3次元出力分布変動を適切に評価することを目的にMIDAC-T (MIDAC – Two fluid version)を開発している。その1では、開発方針とボイド率予測の予備的な妥当性確認結果を報告する。