2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1B10-15] 切断及び除染技術

2022年9月7日(水) 15:50 〜 17:30 B会場 (E1棟2F 21番教室)

座長:森重 晴雄(福島事故対策検討会)

16:50 〜 17:05

[1B14] 大型水槽でのレーザ切断時粉じん挙動データの取得

*宮本 勇太1、岩井 紘基1、森 教匡1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:廃止措置、ふげん、レーザ

「ふげん」では、原子炉本体の解体に工期短縮及び二次廃棄物量低減等の観点で優位なレーザ切断工法を適用する計画である。「ふげん」の原子炉本体の構造材は約25年間の運転による中性子照射により放射化しており、切断時には放射性の粉じんやドロス等の粒子状物質が発生することから、事前にそれらの挙動データを取得することが安全評価上重要である。本発表では、水深等が実機と同じ規模の試験設備を用いた「ふげん」原子炉構造材の模擬材の水中レーザ切断試験状況について報告する。