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[1G06] 小型塩化物溶融塩高速炉の研究開発
(2)制御棒価値の最適化に関する予備検討
キーワード:溶融塩炉、高速炉、塩化物、制御棒価値、動特性
溶融塩炉は1次系流量を調節することにより炉心反応度の制御が可能であるが、負荷変動、燃料補給、起動・停止の操作に際し細やかな反応度調整が必要となる可能性がある。また、原理の異なる機能と冗長性の観点からは制御棒を設置することも考えられる。しかし、事故時にはこの制御棒の反応度が瞬時に添加される可能性があるため、動特性を考慮の上、運転上最適な制御棒反応度価値の予備的検討を行い、その結果を報告する。