2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[3K01-06] 耐震技術,SMR開発

2022年9月9日(金) 10:15 〜 11:55 K会場 (E1棟4F 43番教室)

座長:室伏 正(東芝ESS)

10:45 〜 11:00

[3K03] NuScale “VOYGRTM” の開発実証

(1)技術的特徴と開発事業への参画

*多原 竜輝1、森本 泰臣1、小池 大介2、木村 靖治2、伊地知 雅典2、Boyadjan Paul3 (1. 日揮グローバル、2. IHI、3. NuScale Power)

キーワード:SMR、NuScale、VOYGR、モジュール化、EPC

NuScale SMR原子力発電所であるVOYGRTM プラントを構成するNuScale Power Module (以下、NPM)は、原子炉格納容器、圧力容器、蒸気発生器等の原子炉機器を統合したPWRである。実証済みの軽水炉技術を活用しながら、モジュール化・設計の簡素化を進めた革新的な原子炉である。 日揮グローバルとIHIの2社は、NuScaleと共に、経済産業省補助事業(以下、NExIP)「社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」に2019年より採択され、 米国のVOYGRTMプラントの初号機への参画を念頭に置いた技術検討および開発を行っている。また、将来の国内導入を想定した規制対応課題などについても検討を実施している。本稿では、 VOYGRTMの技術的特徴及び開発事業への参画の概要について報告する。