日本地質学会第129年学術大会

セッション情報

セッション口頭発表

T8.[トピック]文化地質学

[1oral512-18] T8.[トピック]文化地質学

2022年9月4日(日) 13:30 〜 15:30 口頭第5会場 (14号館402教室)

座長:大友 幸子、石橋 弘明(なし)



13:30 〜 14:00

*中谷 礼仁1 (1. 早稲田大学)

世話人よりハイライトの紹介:ユーラシアのプレート境界地域の居住様式を実見し,各地の建設行為は,人々が大地の諸条件を前提として作り上げようとすること-生環境の構築-とまとめられた.集落とはそこに人間が住まうことのできる空間(あきま)を作ることで,その空間を作る方法は大地が提供する素材(石,土,木)によって大きく異なる.これらは文明発生の原動力にもなった.また現代都市の構築素材の鋼は,産業革命と鉄鉱床に「地域」的な関連性があった. ※ハイライトとは

14:45 〜 15:00

*筬島 聖二1 (1. なし)

世話人よりハイライトの紹介:古来よりイノシシやシカなどの野生動物の耕地への侵入を防ぐバリアーとして用いられたシシ垣遺構が残る沖縄県大宜味村において,シシ垣の型式と地質状況との関係についての発表である.総延長31kmの「十里の長城」と呼ばれていたシシ垣遺構がルート上の地質と深くかかわっていることは,先人が知恵を絞った痕跡を示す.現在なお深刻化している獣害被害への対策を示す指標となるかもしれない.※ハイライトとは
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