Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

一般セッション(口頭講演)

電子写真

[EPm] 電子写真材料

2018年6月19日(火) 13:00 〜 14:20 コンファレンスルーム (工学系総合研究棟2二階)

座長:多田 達也(茨城大学)、伊丹 明彦(コニカミノルタ株式会社)

14:00 〜 14:20

[EPm-04] 高濃度接触現像系の液体現像方式における揮発系液体トナーの適用

*横山 優樹1、鈴木 俊彦1、中山 信行1 (1. 富士ゼロックス株式会社)

揮発系液体現像剤による高濃度接触現像系の液体現像方式に関して,液体現像剤供給部の機能設計を行った.高濃度接触現像系は高速適性に優れる一方で,感光体に接触させる現像ロール上に均一な現像剤薄層を形成する工程(層形成プロセス)が,高画質を得るうえで重要となる.高濃度接触現像系における揮発系液体現像剤のハンドリングはこれまで実績が無く,液体現像剤の乾燥や,低粘度化に伴うリビング起因ディフェクトなどの課題を抽出した.そこで,上記課題に対応した独自技術を実装することで,揮発系現像剤に適用した高濃度接触現像系の液体現像方式を確立し,安定動作と高画質を実証した.