[1067] EVALUATION OF ANISOTROPY OF EXPANSION-CRACK-MECHANICAL PROPERTIES OF CONCRETE DETERIORATED BY DEF EXPANSION UNDER BIAXIAL RESTRAINT CONDITION
Keywords:DEF膨張、二軸拘束、異方性、ひび割れ、圧縮特性
本研究では,拘束下の DEF 膨張において,ひび割れの方向性による力学特性の異方性を評価することを目的とした実験を行った。二軸拘束下の DEF 膨張試験を実施し,膨張後の試験体の圧縮特性を同定した。二軸拘束条件ではひび割れを一方向に制御できるため,ひび割れに対する載荷方向を変化させることで力学特性の異方性を評価した。また,ひび割れを定量化し,膨張量・力学特性との関係を評価した。その結果,ひび割れに対して直交方向に載荷した場合,力学特性が大きく低下することが確認された。そして,載荷直交方向のひび割れ密度と力学特性の低下に相関関係があることが確認された。