[1101] Assessment of the plant cultivation feasibility of lightweight clinker-free porous concrete
Keywords:ポーラスコンクリート、クリンカーフリー、緑化性能、人工軽量粗骨材、早強材
高炉スラグ微粉末(GGBS)を結合材とし,人工軽量粗骨材(LWA)を使用したクリンカーフリーポーラスコンクリート(CF-POC)の植物生育能力を検討した。GGBSのアルカリ刺激材にカルシウムサルホアルミネート系早強材を使用し,GGBSに対する置換率を5%と設定した結果,屋上の押えコンクリートに要求される圧縮強度を満足した。植生試験の結果,植物の発芽能力および生育能力は土壌のpHと高い相関があることを確認した。CF-POCの炭酸化による植物生育能力への影響は,LWAに液肥をプレウェッティングすることで低減でき,同時に草丈の増大効果を得られることが判明した。