[1148] Influence of heterogeneity in 3D printed mortar on compressive strength at layer-interface
Keywords:3Dコンクリートプリンティング、X線CT、骨材分布、空隙分布、スタティックミキサー
3Dコンクリートプリンティングによる積層体には脆弱な積層界面領域が形成される。その一因に積層時の空隙の巻込みが指摘されている。一方で,吐出時の材料流動により骨材が不均質に分布すると推測されるが,積層体内部の骨材分布を評価した例はほとんどない。本研究では,空間的に不均質な骨材分布および空隙分布が積層界面領域の圧縮強度に及ぼす影響を評価した。このとき,各骨材径および各空隙径をX線CT画像の解析により定量化した。その結果,フィラメント中心部と比較して,積層界面領域では空隙径および骨材径ならびにセメントペースト体積率が異なることで,圧縮強度が低下することを明らかとした。