コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 繊維補強コンクリート(材料)/高流動コンクリート

繊維補強コンクリート(材料)2/高流動コンクリート1

2025年7月17日(木) 13:40 〜 15:10 第4会場 (アイーナ8階 811)

座長:山口信(建築),瓦井智貴(土木)

[1197] 低炭素型自己充塡コンクリートを採用したトンネル覆工の圧入施工

藤原正佑1, 小山広光1, 中谷幸一1, 飯塚建1 (1.佐藤工業)

キーワード:覆工、自己充塡コンクリート、省力化、フライアッシュ、低炭素

自己充塡コンクリートをスライドセントル下端から圧入して覆工を構築する施工において,フライアッシュを使用した低炭素型自己充塡コンクリートを道路トンネルの覆工一般部の全線に適用した。これまでは装置の手動操作による配管切替えが必要なため,打込み高さの管理に固定の作業員を要するといった課題を残していたが,セントルに設置したセンサとポンプを連動させコンクリートの吐出量を自動制御する装置を導入することで,打上がり高さの管理を自動化し,従来工法と比べ打込み時間を約37%短縮,作業人員が3名(約50%の削減)となり,本工法が生産性向上に大きく寄与することを確認した。