[1196] Incorporating Unit Water Content and Air Content into the Mix Design of Self-Consolidating Concrete with Particle Filling Theory
Keywords:高流動コンクリート、配(調)合設計、塑性粘度、V漏斗流下時間、粒子充填、流動性
本研究では,既往の粒子充填の理論に基づく従来の高流動コンクリートの配(調)合設計手法に,練混ぜ水と空気量の変数を取り込んで拡大したモデルを提案した。同モデルでは,水を微小粒子と解釈し,空気も便宜的に水と同様に扱う。係数qを0.134としたAndreasen & Andersen式の粒子径分布曲線を理想とするひとつの理論に基づき,固形物の構成割合だけでなく,水セメント比や単位水量,空気量まで策定できる配(調)合設計手法の可能性が,モルタル供試体による実験を通じて示唆された。