[1195] Understanding the Bearing Strength Characteristics of Very High Strength Fiber Reinforced Cementitious Composites
Keywords:破壊形態、高強度繊維補強セメント系複合材料、超高強度繊維補強コンクリート、支圧強度
高強度繊維補強セメント系複合材料の支圧強度特性の把握のために,円柱供試体を用いて支圧強度試験を行い,支圧強度,供試体の表面ひずみおよび破壊形態を確認した。試験結果から,円形支圧板の断面積に対する供試体断面積の比(支圧面積比)が1~3の範囲においては支圧面積比の増加にともない支圧強度は増加する傾向にあり,その関係は概ね直線近似が可能であること,支圧強度に対する支圧荷重によるひび割れ発生強度の比は0.44~0.71であること,供試体の破壊形態は,支圧面積比が大きいほど載荷軸方向にひび割れが卓越することがわかった。