函館大会(第51回石油・石油化学討論会)

講演情報

環境化学

[1A01-04] 環境化学(1)

2021年11月11日(木) 09:15 〜 10:15 A会場 (函館アリーナ 会議室A)

座長:羽田 政明(名古屋工業大学)

09:15 〜 09:30

[1A01] β-MnO2担持Pt触媒上での低温CO酸化

○永田 武史1、織田 晃1,2、薩摩 篤1,2 (1. 名古屋大学、2. 京大触媒電池)

Redox活性の高いCeO2やFe2Oを触媒担体に用いた担持Pt触媒は, 高い触媒活性を示すことが報告されている. 本研究では, 高い比表面積をもち, redox活性の高いβ-MnO2を触媒担体に用いる事で, 触媒活性向上を目指した. 調製したPt/β-MnO2は室温以下の温度領域でCO酸化活性を示した. Ptを原子状に分散させたPt1/β-MnO2では, 27 ℃で高いCO酸化活性をもつと報告されているPt1/FeOX触媒と比較して, 約1.5倍のCO酸化活性(0.63 mol/h/gPt)を示した.

キーワード:Single-Atom Catalyst, CO Oxidation, Redox