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[2C18] 十勝沖で採取した表層型メタンハイドレートからの水素生成
北海道周辺海域では、網走沖、奥尻島沖、日高沖、十勝沖などにおいてメタンハイドレート(MH)の存指標の一つである海底擬似反射面が確認されている。我々は、2020年11月に十勝沖太平洋において、海底表層に存在するMHの採取に成功した。このMHから解離したメタンで直接改質を試み、二酸化炭素を発生しない化学反応による水素生成に成功した。また、炭素は利用価値の高いカーボンナノチューブとして回収することができた。
キーワード: methane hydrate, direct methane reformation , hydrogen production