[2C20-23] 石油化学(2)

[2C21] 炭素-酸化物複合担体担持Fe, CoおよびNi触媒によるフェノール水の水熱ガス化反応

○五島 興恒¹、橋本 忠範¹、石原 篤¹ (1. 三重大学大学院工学研究科)

触媒はゾル-ゲル法でZrおよびCeを担体に用いた炭素担持金属触媒を作製し、フェノールの水熱ガス化反応に関しての実験を行った。実験は固定床流通式反応装置を用い、350℃の反応温度、LHSV=48h^-1、Phenol water= 2 g/Lの条件で行った。ガス生成物をGC-TCDで、液体生成物中のフェノールをトルエンで抽出後GC-FIDで分析をした。酸化物としてZrO₂を用いた場合、Feでは水素生成が確認されたが時間とともに生成量が減少した。Niではメタンが選択的に生成し、活性低下も見られなかった。

キーワード：Hydrothermal gasification of phenol water, Carbon-oxide composite-supported catalyst, Formation of fuel gas