15:15 〜 15:30
[2C16] PdとRu複合酸化物上の酸素移動によるメタンから含酸素化合物への部分酸化
キーワード:Methane, selective oxidation, bimetal oxide catalyst
メタンをホルムアルデヒドへ部分酸化するための複合酸化物触媒(PdRuOx)はガルバニック置換還元法により調製し、O2を酸化剤として用いて、280〜310℃の比較的低温で評価した。PdRuOxはHCHOに対して高い選択性を示した。キャラクタリゼーションの結果、複合酸化触媒上の格子酸素Pd-(O)-Ruは、メタンを選択酸化して、HCHOが生成する反応に有効な酸素種であることが発見された。さらに、このプロセスにおいて、HCHOの生成はCH3OH経由であることを明らかにした。