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[2F12] 炭化水素溶媒中におけるポリプロピレンの分解のためのゼオライト触媒の検討
キーワード:chemical recycling, zeolite, hydrocarbon solvent
プラスチックのリサイクル手法の一つであるケミカルリサイクルにより、廃プラスチックを石油化学原料にまでリサイクルすることを目指す。流動性の向上や忌避物質の除去のため、廃プラスチックを炭化水素溶媒に溶融・溶解させた後、触媒分解を行うことにした。石油精製から得られる炭化水素系溶媒を用い、ポリオレフィンの代表としてポリプロピレン(PP)を用いた。触媒としてBeta、USY、ZSM-5の3種類のゼオライトを用い、PP転化率や生成物の違いについて検討した。