[2F11-2F16] プラスチックリサイクル (2)

[2F15] ゼオライトβ触媒上でのポリオレフィン分解に対する共存物質の影響

○増田 大毅¹、川谷 優也¹、菅沼 学史¹、辻 悦司¹、片田 直伸¹ (1. 鳥取大学附属グリーン・サスティナブル・ケミストリー研究センター)

キーワード：zeolite β, polyolefin cracking, solvent

酸型ゼオライトβを触媒、炭化水素を溶媒とするポリオレフィン分解に対し、ポリオレフィンの種類や組成、ポリ塩化ビニルなどの混入や溶媒の影響を調べた。ポリオレフィンの種類や組成、共存物質の影響は小さかった。一方、ポリエチレンは溶媒の芳香環数が多くなると反応性が低下する傾向がみられた。ポリプロピレンやポリスチレンよりポリエチレンの反応性が低いことから、脂肪族からなる溶媒を用いることが必要であることが明らかとなった。